【大学職員志望者向け】大学の選び方







大学職員を目指す方は何かしら大学職員に魅力を感じていると思います。

休みが多そう。給料も良さそう。アカデミックな環境に惹かれる。仕事が楽そう、楽しそう・・・

実際、大学職員は魅力がありすぎる職業でありますが、重要なのは、全ての大学がそうではない!ということです。

今回は大学職員志望者に向けて、大学を選択する際のポイントをいくつかご紹介したいと思います。

せっかく大学職員を目指すなら、「いい大学」を選びましょう!

■私立大学か国公立大学か

学生の視点で考えると、国公立大学の方が偏差値等が高くステータスも高いように感じると思います。

そのイメージから、職場としても国公立の方が良いように感じるかもしれませんが、社会人として選ぶなら圧倒的に私立の方が恵まれているということをまずは認識してください。

もちろん安定性などは国公立の方が上かもしれませんが、待遇では圧倒的に私立が上です。

また、国公立の場合、上位ポストには文部科学省等からの出向者も多く、出世もしづらい傾向になるようです。(近年は変わってきたなんて話もあるにはありますが・・・。というか、そもそも出世に興味がない人はいいのですが。)

よって、大学職員になる理由がずばり待遇!という方は、まず私立大学を中心に見るようにしましょう。







■休暇の多さ(夏期休暇・年末年始)

大学職員は基本的に休みが多いです。
しかし、これも大学によってまちまちだったりするんですよね。

年休なんかはだいたい同じですし、取りやすさは大学というだけでなく、部署等によっても異なるので、一概には言えませんが、事前に調べるべきポイントは夏期休暇・年末年始ですね。

夏期休暇と年末年始の休みについては、求人情報にも掲載されていることが多く、感覚的には、休みが多いところほど、休日数を明示してきます(例えば、東京家政大学は夏休みが20日!)

もちろん日数までは記載されていないケースも多いのですが、逆に年末年始の休みが短く明示されている場合などは注意が必要です。(例えば、医学系大学は12/29から1/3と民間企業並みの短さ・・・)

これらを調べる際のコツは学生向けに公表されている大学のスケジュールを確認することですね。

学生サービスを行なっていない期間が長ければ、職員の休みも多いと予想できますし、逆の場合は、出勤が多くなるというイメージです。
交代勤務になっている場合もありますし、絶対ではありませんが、参考までに。

あとは、関連する学校・機関によっても影響されますね。
幼稚園や小中高を持っている場合は、大学が休みでもそちらが動いていれば仕事はあるかもしれませんし、付属機関として病院がある場合なんかは、当然休みが少ない可能性が高いです。

このように、大学職員だからと言って、全大学で休みが多いとは限りません

休み目当てで大学職員を目指す方も多いと思いますので、この点は特に注意してください。

なお、簡単に実態を知るには、口コミが大変参考になります。

例えば、以下のようなサイトは、完全無料で使えますので、便利なものは使っていきましょう。

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■勤務地

大学は必ずしも全国展開されているわけではないので、勤務地が限定的なのも魅力の一つです。
つまり、転勤を考えなくていいということですね。

しかし、これも全ての大学というわけではありません。
遠隔地にキャンパスがあったり、大規模大学では、海外に拠点があったりするケースもあります。
その場合は、生涯働く中で、転勤の可能性を常に抱えて生きなければいけません。

また、転勤がない場合、狭い人間関係の中で長期間働かないといけないため、特に女性なんかはそれが苦しくなる人がいるのも事実です。

このように、勤務地に関して色々な意見があると思いますので、自分自身の考えを明確にしていくと正しい大学選択ができると思います。

個人的には、転勤の可能性がある大規模大学の方が将来性はありますので、そちらをおすすめしています。(実際には転勤の可能性が低そうという予測もありますので)

■給与

これは誰もが気にするところだと思います。

大学職員は一般的な企業に比べれば給与は高い水準だと思いますが、どの大学でも同一ということはなく、やはり差は生じています

また、現在高くても、将来性のない大学を選んでしまうと、給与カットなんてことになるかもしれません。(実際、ボーナスカットは複数大学で既に起きています!)

これについては、とにかく情報を集めまくり、大学の安定性や給与水準、伸び率等を比較・分析するほかありません。(私大連等の資料でモデル給与の一覧なんかもありますが、当然表には出てこないのです・・・)

なお、情報収集の手段として一番手軽なのは、やはり就職・転職関連の口コミサイトを参考にすることですね。

色々なサイトを参考にしてきましたが、こちらのサイトは登録制(無料)になっているため、情報の信憑性が高く、今のところ一番信頼しています。
私が登録したころよりだいぶ情報も増えているようですし、大学職員志望者は必須ですね。

■土日勤務の有無

大学職員を目指す方には、休みの多さに惹かれる方が多いと思います。

しかし、実は土曜勤務のある大学が多いことを認識しているでしょうか。
せっかく休みに趣味を満喫しようとしたのに、休日が日曜だけになって不満をもつ人もいるかもしれません。

もちろん、実際には土曜日勤務は半日であったり、終日の場合は平日どこかで代休がもらえたりすることが大半ではあります。

しかし、どうしても土曜日に働きたくないという方は、最近増えている週休2日制(土日休み)の大学を選ぶといいでしょう。

ただ、土曜勤務、結構いいですよ!
土曜勤務の魅力については、以下の記事をご覧ください。







 

■将来性

大学職員の存在をネットで知った方にありがちなのは、大学職員という職業のいい面を見すぎて、大学職員の悪い面を見ようとしないことです。

冷静に考えて、大学は完全な斜陽業界です。(よく聞く少子化問題等の影響ですね。)

既にベテランの方々は逃げ切り世代なんて言われていますが、先のある方々にとっては、その大学が今後も存続し続けるかは極めて重要な問題になります。

当然ながら、何を持って将来性を見るかは難しいところですが、以下のポイントが手軽なところで参考になると思われます。

・大学の規模:大規模の方が良い
・歴史:古い方が良い
・偏差値:高いほうが良い
・人気:知名度や話題性があったほうがよい
・学部構成:総合大学や安定した需要のある定番学部、資格が取れる学部がある。

先ほども言及したように、将来性は長期的な視点で見れば、給与にも大きく影響してきます

自身が学生だった頃の価値観や現在の評判等で判断せず、しっかりと将来性を見極めたほうが安心でしょう。

■大学の規模

将来性のところでも触れましたが、「大学の規模」も大学職員志望者が大学を選ぶ基準になります。

まず、シンプルに学生数が多いところは、大学としても安定しており、将来的な安心感があります。

学校とはいえ、破綻している大学も出てきている以上、将来性を意識するのは当然でしょう。

しかし、私が規模を基準にして欲しい理由は他の点にあります。

それは、働きやすさです。

具体的に言うと、大学の規模によって、以下のような特徴が生まれます。

【小規模大学】
・部署数が少ないため、幅広い仕事を担当できる。
・教職員数が少なく、アットホームな雰囲気で仕事できる。
・転居を伴う異動が少ない。

【大規模大学】
・部署数が多く、より専門的な仕事を担当できる。(→異動すれば、幅広い仕事も担当可能)
・教職員数が多く、人間関係の問題を回避しやすい。(ドライに仕事可能)
・新天地へ異動することができる。

ご覧頂くと分かる通り、大学の規模によって、職場環境に真逆の特徴があるわけですね。

この中でも特に注目して欲しいのが、人間関係に関する部分です。

大学職員って、こんなに恵まれている仕事なのに、やめる人はちらほらいます。(それでも年に1,2人いるかいないかですが・・・)

そして、私が見ている限り、その理由の多くを占めるのが、人間関係のもつれです。

同僚・上司との相性が悪い、働きづらいといった悲しい理由で大学を去っていく人が実際にいるのです。

確かに大学職員として働いていると、狭い世界だなと思わされることは多々ありますね。

入試関連の部署以外はそれほど出張も多くないですし、同じような職員と毎日顔を合わせて仕事を何十年も続けていく。

数年に一度異動があったとしても、環境はそれほど変わらない。

このような状況が嫌になる気持ちもわからなくはないんですよね。(恵まれている自分自身の環境に感謝!)

そのように考えると、民間企業から転職してくる方ほど、ある程度の規模の大学を選び、職場内の逃げ道を確保しておいた方が長い目で見るといいのかなと思います。

もちろん、アットホームな環境に惹かれて入職したいと言う方は小規模大学もおすすめですよ。
多少将来性に不安があるだけで、待遇の良い大学はたくさんあります。

ただ、実際に入職してみないと、職場の雰囲気まではわからないと思いますし、イメージとのギャップに苦しんで不本意な退職に向かうことがないようリスクヘッジするならば、ある程度の規模の大学を選ぶと安心ですね。

■定年

大学は教員の定年退職が遅いため、職員も遅くなっている場合があります

これからの時代、60才を過ぎても働くのが当たり前になるとすれば、より好条件(専任職員待遇)で長期間働ける方が有利ですよね。(そんな意欲的な人が職員を志望しないかもしれませんが 笑)

是非、各大学の定年がいつになっているか確認してみてください。
募集要項等に記載があることも多いですが、記載がない場合でも、口コミ等で確認できる可能性があります。

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■上位ポストに職員がいるか

こちらは余談ですが、上位ポストに職員がいると、職員が経営にしっかりと入り込んでいると思われるため、仕事が面白くなると思います。

大学によっては、事務部署であっても、上位ポストが全て教員になっているケースが見受けられます。

その場合、おそらく重要な決定を全て教員がしており、職員はいまだにその補助にしかなっていないでしょう。

教員と職員が対等で、職員の権限がある程度強い大学の方が、働く上でも良いと思われます。

■教職員組合があるか(強いか)

これも大学職員になって知ったのですが、大学にも労働者組合というものが存在します。

この組合が学校法人と協議をし、教職員の労働環境改善に尽力しているわけですが、教職員組合の力が強いほど、給与が高くなる傾向があるようです。

また、教職員組合があったとしても、実質活動していなかったり、構成員が教員のみになっているようなケースだと、職員としてはあまりメリットが得られない可能性もありますね・・・。

なかなか入職前に教職員組合の実情を知るのは難しいですが、教職員の部活動等を教職員組合が主導していたりするみたいなので、教職員の課外活動が活発かどうかを面接等で聞いてみるのは手かもしれません。

また大学によっては、教職員組合が独自にHPを開設しているケースもあるので、貴重な情報が得られるかもしれませんよ!

■業務内容だけで判断せず、失敗しない大学選びを!

就職でも転職でも、優秀な方は大学の内定を複数持つこともあると思いますが、是非上記のようなポイントを参考にして悔いのないよう大学を選んでもらいたいと思います。

どうしても大学職員というイメージにとらわれて、学生との距離が近い方がいいといった仕事の内容で判断をしてしまいがちですが、大学職員という仕事の特徴は、幅広い仕事があることです。

つまり、学生との交流が多い大学であっても、自身が学生と関わる仕事ができるのかは別問題なのです。その意味では、自分の意思がどの程度異動に反映されるのかがポイントにはなりますが、上司が変われば環境も変わってしまうため、なかなか難しそうです。

よって、是非とも業務内容以外の観点から大学を選択して欲しいと思います。


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