【大学職員採用試験対策シリーズ】大学職員の筆記試験対策【テストセンター・Webテスト編】

■大学職員の筆記試験対策

投資系大学職員のコウジ(enjoy_dslife)と申します。

大学職員を目指すに当たって、書類審査の次にやってくるハードルが筆記試験です。

一般的に、応募者の集中しやすい新卒採用試験では重要度が高く、中途採用の場合はそれほど重要ではないのが通例です。

地方の中小規模大学では、中途採用において、筆記試験を実施しないケースも見られますね。

しかし、大学職員の人気が高まるにつれて、中途採用の場合でも足切り的な使い方をされるようになってきました。

つまり、年々、筆記試験の重要度が高まっているという事です。

新卒採用を受ける方は当然のように対策をすると思いますが、中途採用の方ほど筆記試験対策は手薄になりがちです。

本記事を参考に、しっかりと対策していただきたいと思います。

今回は、その中でも、「テストセンター・Webテスト」について説明したいと思います。

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■大学職員採用で使われるテストセンターとは?

 

まずは近年、増えつつある「テストセンター」とは何かをご説明します。

テストセンターとは、SPIの受検方法の一つで、SPIの開発元であるリクルートキャリアが用意した会場(テストセンター)のパソコンで受検する方法です。
会場は、受検ピーク時には全国47都道府県に設置され、応募先企業が指定する受検期間の中から都合の良い日程・会場を予約し、受検します。
SPIには「性格検査」(応募者の人となりを把握する検査)と「能力検査(言語問題・非言語問題)」(働く上で必要となる基礎的な能力を測る検査)がありますが、テストセンターの場合、これら2つに加えて、「英語能力検査」と「構造的把握力検査」を受検する可能性があります。
「英語能力検査」とは、英語力の基礎となる語の理解や読解力を測る検査で、語彙(ごい)や英文の穴埋め、長文読解など、幅広い形式の問題が出題されます。
また、「構造的把握力検査」とは、物事の構造や関係性を把握し、理解する力を測る検査で、「複数の文章から、問題構造が似ているものを選ぶ」などの問題が出題されます。
企業によってどの検査を受検することになるのかは、原則、受検案内のメールからテストセンターのページにログインするとわかります(企業によっては、受検案内のメールなどで知らせてもらえる場合もあります)。
なお、「英語能力検査」と「構造的把握力検査」はテストセンターでしか実施できないため、ほかの3つのSPI受検方法(WEBテスティング、ペーパーテスティング、インハウスCBT)で出題されることはありません(英語能力検査は、ペーパーテスティングでは出題されます)。
また、テストセンターの場合、自宅のパソコンやスマートフォンであらかじめ性格検査を受検した上で、予約した日に会場に行き、能力検査などの残りの検査を受検します。

長々と記載しましたが、簡単に言えば、SPIのパソコン版ですね。

後ほど述べるWebテストとの違いは、自宅等で受験するか、決められた会場で受験するかという点です。

当然ながら、会場でやるほうが持ち物などの面で制約が多いですね・・・。
その分、実施する企業としては、カンニングなどの不正について心配がなくなりますし、公平性が保たれるというわけです。

大学内で筆記試験を実施するとなると、会場・試験監督の確保等が必要になりますし、当日どうしても都合がつかない方への対応を検討する必要があるなど、煩雑な部分があります。

しかし、テストセンターでの筆記試験はそう行った問題点を大きなデメリットなく、解決することができるのです。

そのため、今後、大学職員採用においても、テストセンターを利用するケースは増加してくると予想します。

ちなみに、慶應義塾大学等では既にテストセンターの利用実績がありますね。

なお、テストセンターは、過去1年以内に受検したことがあれば、最後に受検した結果を別の企業に送信することもできます(前回結果送信)。

これは、試験が立て込む新卒採用の方にメリットがありますよね。

また、性格検査、能力検査、英語能力検査、構造的把握力検査のそれぞれについて、新たに受検するか、前回結果送信を行うかを選択することができ、新たに受検したのか、前回結果送信を行ったのかが企業に通知されることもありません。

テストの結果を自分自身が知ることはできないため、結果を使いまわして良いものか判断する必要はありますが、忙しい時期など、どうしても再受験が難しい場合は、前回結果送信を活用するのもよいでしょう。

■テストセンター受験の流れ

テストセンターは、以下の手順で行われます。

1.企業から受験案内メールが届く
案内に従って、受験に必要な情報登録を行います。
ここで特に重要なのは、受験可能期間を確認することです。
くれぐれも、締切を過ぎてしまうことがないよう注意しましょう。
2.受験日程・会場の予約を行う
管理画面へのログイン後、受験日程・会場の予約を行います。
ここで、受験が必要な検査項目(英語の有無等)がわかります
繰り返しになりますが、必ず、受験可能期間内で予約を取るようにしましょう。
(意外といるんです・・・間に合わない人・・・)
3.性格検査を受験する
日程・会場の予約(この時点では仮予約)を行うと、性格検査を受験できるようになります。
性格検査は会場ではなく、自宅等で受験可能なので、早めに受けておきましょう。
なお、テストセンターの受験可能期間とは別に、性格検査の受験可能期間が記載されていますので、間に合うように受験してください。
間に合わなかった場合は、日程等の予約が一旦キャンセルされてしまうため、注意しましょう。
4.予約した日に会場へ行き、受験する
いよいよ本番です。
会場で、必要な検査項目を受験してください。
全力を出し切ること!

以上が、大まかな流れとなります。

注意するのは、受験可能期間内に受験すること、そして、性格検査だけ先に受験することぐらいですかね?

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■テストセンターの見分け方

見分け方と聞いて、何を見分けるんだろうと、いまいちピンと来なかった方もいるかもしれませんね。

先に申しますと、実は、テストセンターにはいくつか種類があるのです!

ここまでの説明では、最も実施されているSPIのテストセンターを取り上げました。

しかし、本来、テストセンターとはあくまで「会場実施型試験」の総称であり、そこで行われる試験にはいくつか種類があるわけですね。

つまり、対策を行う前に、どのテストセンターなのかを見分ける必要があるのです。
予めどのテストなのかを把握してから対策した方が効果的ですからね。

ここでは、主要なテストセンターについて、紹介し、見分けられるようにしたいと思います。

・SPIのテストセンター

最もオーソドックスで実施頻度の高いテストセンターです。

内容は、言語、非言語。そして、オプションで英語と構造的把握力があります。

通常のSPIとの違いは、組問題(同じ設定上での問題が複数問出題される)が多いことですかね。

見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「arorua.net」という文字が含まれている場合は、SPIのテストセンターになります。

・玉手箱のテストセンター(C-GAB)

Webテストとしては比較的頻度が高い玉手箱のテストセンター版です。

内容は言語、計数、英語です。

通常の玉手箱との違いは、どの企業であっても、科目構成と問題形式が同一という点です。(英語試験も原則実施される)
見分け方ですが、メールにて案内されるURLに「https://web1.e-exams.jp/」という文字が含まれている場合、玉手箱のテストセンターになります。(Web1の数字(1)は2や3の場合もある)

・TG-WEBのテストセンター

玉手箱同様、Webテストとしてお馴染みTG-WEBのテストセンター版です。

内容は、言語、計数。そして、オプションで英語がある。

見分け方ですが、メールにて案内されるURLに「http://assessment.c-personal.com/」または、「http://assessment.e-gitest.com/」のどちらかが含まれている場合、TG-WEBのテストセンターになります。
なお、TG-WEBでさらに重要なのは、新型と旧型を見分けるという点です。
制限時間が言語12分・非言語18分の場合は従来型言語7分・非言語8分の場合は新型の確率が高いそうなので、しっかりと確認しましょう。

・SCOAのテストセンター

理科・社会といった一般常識が出ることで有名なSCOAのテストセンター版です。

内容は、言語、数理、論理、英語、常識(理科・社会)になります。

SCOAについては、比較的新しいこともあって、明確な見分け方は不明でした・・・(流石に私も受験したことがありません)
しかし、一般的なもので言えば、テストセンターの種類はこれらがほぼ全てですので、上記3試験に当てはまらないものは、SCOAである可能性が高いと見て問題ないでしょう。
個人的に、SCOAは対策が最も厄介だと考えているため、この考えでいくのが最も安全だと考えます。
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以上が主なテストセンターの種類となります。

採用試験は時間との勝負でもあり、特に中途採用の方は、仕事もあって対策の時間が取りづらいと思います。

無駄なことはせず、効率的に対策するためにも、まずは上記を参考に、テスト形式を分析するようにしましょう。

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■大学職員のテストセンター対策

テストセンターといっても、筆記試験なので、対策はシンプルです。

とにかく参考書等で問題演習を繰り返してください

なお、勉強は紙の参考書で行うのがやりやすいですが、本番はPCにて行われます
ある程度勉強が進んだら、紙にメモを取りながらPCで回答をするというフローを想定して問題演習するとより一層効果的です。

まぁ、それだけですと味気ないので、個人的に気をつけて欲しい点を簡単に列挙しておきます。

・早めに予約し、受験可能期間ギリギリを狙う。

テストセンターの予約は、原則、先着順となっています。
時期にもよりますが、結構予約が埋まっていることも多いんですよね。

予約が一杯でも、受験可能期間が延長されることはないので、やむなく都合の悪い時間帯で予約したり、別会場を選択しなければいけなくなることのないよう、まずは早めに予約を取ることをお勧めします。

また、個人的には、都合の許す限り、受験を先延ばしにした方が良いと思っています。

筆記試験は対策したら対策しただけ成果が出ますので、忙しい方は特に対策期間を可能な限りもうけた方が良い結果に繋がると思いますね。

ただ、締切当日とかにすると、万が一受験できなかった時が怖いので、最低でも数日は余裕をみるなど、自己責任で日付を指定してください。

・持ち物に注意(自分の筆記用具は使えない)

受験票、身分証等を忘れないようにというのも重要ですが、それ以上に重要なのは、筆記用具、メモ用紙等も会場で用意されたものを使うという点です。

使い慣れた筆記用具を使えないというのは、人によっては意外と精神的プレッシャーになるものです。(メモが取りづらいことにイライラする等)

徹底するなら、勉強の段階で、普段使っていない筆記用具を使っても良いぐらいだと思いますよ!

正直大したことではないと思うかもしれませんが、日頃から、本番と同様の環境を作っておくというのはどんな試験においても実は重要です。(大学受験なんかもそうですね)

・早めに会場へ行き、気持ちを落ち着かせる。

これも大したことはないですが、ぜひ実践して頂きたいと思います。

そもそもテストセンターの会場は主要都市にあるものの、ビルの一角だったりして、意外とわかりづらい印象があります。

方向音痴の方は特に注意してください。

時間に余裕を持って会場入りしたら、各種説明等をしっかりと読み、把握し、落ち着いて受験してくださいね!(意外と操作説明等を聞き逃す方がいるみたいなので、些細な説明にも集中しましょう!)

そして、最後になりますが、テストセンター対策をするにあたって、お勧めの参考書をご紹介します。

賛否両論あると思いますが、全て実績の高いものばかりですので、ご安心ください!(最新版が毎年発売されるので、最新版を買ってくださいね!)

・SPIテストセンター対策の定番(まず1冊ならこれ!)

・転職者用対策(1冊で幅広く対策(問題数少なめ))

・玉手箱の対策(WEBテストと同時に対策可能)

・TG-WEBの対策(WEBテストと同時に対策可能)

・貴重なSCOA対策の本

■Webテストとは?

続いて、Webテストについてです。

Webテストとは、文字通り、Webで行われる筆記試験のことです。

上記テストセンターとの違いは、テストセンターが決められた会場で行われるのに対して、Webテストは自宅など自由な場所で受験できる点ですね。

また、テストセンターも自分の都合に合わせて受験できますが、Webテストはさらに自由度が高いです。予約も必要ありませんし、メンテナンス中等を除き、深夜だろうと早朝だろうと、自分の都合に合わせて受験可能です。

替え玉受験、カンニングといった問題点はあるのですが、気軽に受験でき、利便性が高いため、就職活動ではかなり浸透しているテスト手法になってきました。

傾向としては、筆記試験をそれほど重視していない(不正を厳しく捉えていない)か、応募者が非常に多く、多少の不備には目をつぶったとしても効率的に足切りを行いたい場合によく行われるようですね。

■Webテストの見分け方

Webテストは、非常に種類が多くなっています

今後も新たなWebテストが登場する可能性は高いですが、まずは主要なものを把握し、自分が受験するのはどれなのかを明らかにした上で、対策をスタートしましょう。

・玉手箱
WebテストとしてはシェアNo.1のテストです。
内容は、言語、計数、英語があるが、どれが出題されるかは、大学により異なっているようです。
過去にどんな問題が出たのかを把握するのが極めて重要になりますね。
見分け方ですが、メールにて案内されるURLに「https://web1.e-exams.jp/」という文字が含まれている場合、玉手箱になります。(Web1の数字(1)は2や3の場合もある)
・TG-WEB
玉手箱同様、Webテストとしてお馴染みのテストです。
内容は、言語、計数ですね。(英語はテストセンターのみ?)
見分け方ですが、メールにて案内されるURLに「http://assessment.c-personal.com/」または、「http://assessment.e-gitest.com/」のどちらかが含まれている場合、TG-WEBになります。
なお、テストセンター同様、新型と旧型を見分けるという点が重要になります。
制限時間が言語12分・非言語18分の場合は従来型言語7分・非言語8分の場合は新型の確率が高いそうなので、しっかりと確認しましょう。
・Webテスティングサービス
SPIのWebテスト版がWebテスティングサービスです。
内容は、言語、非言語ですね。(英語と構造的把握力はテストセンターのみ?)
通常のSPIと内容は似通っているものの、入力方式の問題があったり、形式は異なるので、ある程度専用の対策は必要になると思われます。
見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「arorua.net」という文字が含まれている場合は、Webテスティングサービスになります。
・Web-CAB
IT系用のWebテストになります。よって、おそらくIT部署の採用で使われる程度だと思います。
玉手箱と似ているのですが、一方で暗号や図形の法則といった独自の問題が出題されるため、受験者泣かせで有名です 笑
見分け方ですが、業者が同一のため、玉手箱と同様になっています。メールにて案内されるURLに「https://web1.e-exams.jp/」という文字が含まれている場合、Web-CAB(or玉手箱)になります。(Web1の数字(1)は2や3の場合もある)
なお、この方法ですと、玉手箱なのかWeb-CABなのか判断がつきませんが、玉手箱である可能性の方が高いと思って良いと思います。
ご自身が応募した職種がIT(IT部署採用)の場合は、出題される可能性があると思う程度で良いのではないでしょうか。
・CUBIC
ペーパーテストとしては、よく使われている(らしい)ものですが、Web版もあります。
内容は、言語、数理、論理、図形、英語があり、どれを受験するかは、受ける大学によって異なります。
範囲が広いのが厄介ですね・・・
見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「web-cubic」という文字が含まれている場合は、CUBICになります。
・TAP
こちらもペーパーテストとして使われてきたもののWebテスト版ですね。
内容は、言語、数理、論理となっており、中高で習った内容が基になっているようです。
見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「empweb21」という文字が含まれている場合は、TAPになります。
また、言語が10分(27問),数理15分(21問),論理20分(25問)となっている場合もTAPで間違いないという情報もございました。
・TAL
性格テストのみという異質なWebテストです。
そのため、他の試験とセットで行われるケースが多いみたいですね。(手間なので、大学ではあまり使わなそうです)
見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「tal-sa」という文字が含まれている場合は、TALになります。
・eF-1G
最近増えているWebテストとのことです。(大学ではあまり聞きませんね。)
内容は言語、計数です。
見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「ef-1g」という文字が含まれている場合は、eF-1Gになります。
・BRIDGE
玉手箱やTG-WEBに似ていると言われているのが、こちらですね。
内容は計数のみとなっております。
見分け方ですが、メールにて案内される受験用URLに「cbt」という文字が含まれている場合は、BRIDGEになります。(具体的には、generator.cbt.jpや、cbt-s.jpといった形になるようです。)

なお、Webテストはこれ以外にも存在しています。(Compass、CAREER BASE等)

しかし、大学は筆記試験において常に新しいものを利用するような業界でもないので、それほど気にはしなくて良いでしょう。

頻度で言えば、やはり、玉手箱、Webテスティングサービスあたりが多いのではないでしょうかね?

そうはいっても、今後、どんなテストが行われるのかは誰にもわかりません。

その意味では、テスト内容を事前に把握できたかどうかで雲泥の差が生じますので、是非、記を参考に、テスト内容を特定するよう努めてください。

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■大学職員のWebテストの対策

繰り返しになってしまいますが・・・

Webテストといっても、筆記試験なので、対策はシンプルです。

とにかく参考書等で問題演習を繰り返してください

なお、勉強は紙の参考書で行うのがやりやすいですが、本番はPCにて行われます

ある程度勉強が進んだら、紙にメモを取りながらPCで回答をするというフローを想定して問題演習するとより一層効果的です。

まぁ、それだけですと味気ないので、個人的に気をつけて欲しい点を簡単に列挙しておきます。

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・締切に注意する

Webテストは、いつでも受験できるのがメリットですよね。

ただ、それにより受験自体を忘れてしまうという嘘のような本当の話があります 笑

テストセンター同様、しっかりと対策の時間を確保するのは極めて有効ですが、急な予定などで受験できないことがないよう、しっかりとスケジューリングしましょう。

・電卓の使い方に慣れておく

Webテストは自宅等で受験するため、原則、持ち物は自由となります。(頭のいい友達を用意とかはダメですよ!笑)

そこで、必須となるのが、電卓です。

計数系の問題を解くとき、必ず計算をする機会がありますが、その際は、必ず電卓を使いましょう
真面目な人ほど手計算を行う可能性がありますので、念の為記載しますね。

電卓を使った方が明らかに早いですし、そもそも問題自体、電卓等を使うことを前提に作られています。

なお、電卓に慣れていない方は、簡単に電卓の練習から始めると効果的です。
業務で経理を担当している方なんかは不要だと思いますが、意外と電卓を使う場面ってないですよね?(今はスマホがありますし)

計算が多いため、入力の速さが回答の速さに直結します。練習の段階で電卓を使ってみましょう

・通信環境の確認をしておく

皆さんは、自宅でパソコンを使いますか?

今はスマホがあるので、自宅ではあまり使わないという方もいるのではないでしょうか。
そういう方は、受験前に必ずネットワークへの接続を確認しておくことをお勧めします。

なぜなら、いざ受験!と思った時に、ネットワークのせいで受験できないということが稀にあるからです。

Webテストは、当然ながらインターネットを通じて実施されます。
そのため、通信環境が不安定だと、円滑に実施されなかったり、最悪の場合、結果が適切に送信されないようなケースもありうるでしょう。

こういった勉強以外の部分でハンデを負わないように事前準備は万全にしたいものです。

なお、通信環境とは、ネットワークだけでなく、デバイス自体も含みます。
事前にスペックの確認等はあるはずですが、ご自身のPCでは受験できないといったケースもあるので、この確認だけは早め早めにした方が良さそうです。

最悪、ネットカフェ等での受験もできますが、不慣れな環境での受験はあまりお勧めしませんので、これは最後の手段としておくのがいいでしょう。

そして、最後になりますが、Webテストの対策をするにあたって、お勧めの参考書をご紹介します。

賛否両論あると思いますが、全て実績の高いものばかりですので、ご安心ください!(最新版が毎年発売されるので、最新版を買ってくださいね!)

特にレアなWebテスト(CUBIC、TAP、TAL等)の対策本はほとんどありませんので、注目です。

・玉手箱・Web-CABの対策

■各大学職員採用の出題傾向や合格基準を知るためには・・・・

今回は筆記試験の中でも、テストセンター・Webテストについて紹介致しました。

一般的な説明をさせて頂きましたが、各大学によって、出題傾向は様々です。

特にテストセンターのオプション検査(英語等)があるのかどうか、Webテスト(玉手箱)でどの科目が出題されるのかといった情報はテスト形式を特定できたとしても、事前に何らかの情報がないと正確には判断できません・・・。

もちろん、上記を参考に対策をすれば、ある程度の結果は残せるでしょう。

しかし、極めて倍率の高い大学職員採用において、少しでも高得点を取り、差をつけていきたいのはいうまでもありません。

つまり、これまでにどういった筆記試験が行われていたのかを知っているかどうかが大きな差につながるのです。

また、大学職員採用やテスト形式(ペーパー、テストセンター・Webテスト等)に限った話ではありませんが、筆記試験には、それぞれ合格基準が設けられており、それは大学によって異なります。

もちろん出来るだけ高得点を目指すのは当たり前です。

しかし、どれくらい筆記試験の重要度が高いのかを知ることは採用試験対策全体を考えることにおいて極めて重要です。(限られた時間の中で、筆記試験と面接対策のバランスを考えるわけですね!)

これらを踏まえると、やはり積極的な情報収集は欠かせません。(面接も同じですね!)
ありとあらゆる情報源を辿って、情報を集めていきましょう。

なお、一番手軽なのは、やはり口コミサイトを参考にすることですね。

色々なサイトを参考にしてきましたが、こちらのサイトは登録制(無料)になっているため、情報の信憑性が高く、今のところ一番信頼しています。

私が登録したころよりだいぶ情報も増えているようですし、大学職員志望者は必須ですね。

 

 

■大学職員採用の筆記試験を甘くみないこと

書類審査・筆記試験・面接の3ステップの中では、重要度が低いと思われがちな筆記試験。

実際、他の2つに比べれば、重要度が低いのは事実でしょう。

しかし、応募者が年々増加していることを踏まえると、筆記試験でも”十分落ちる“可能性はあるわけです。

また、筆記試験を甘くみている人が多いならば、あえてしっかりと対策をすることで、差をつけやすくなるとも言えます。

絶対的な正解がない書類審査や面接と違い、筆記試験は対策したら対策しただけ合格率が高まります。

もちろんその他の対策が疎かになる程勉強するのは誤りですが、できるだけ時間を確保し、対策をすることをオススメします!


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